あなたにとっての親戚のオジサンはこんな人

オジサンの写真

自称“住宅の外科医”です。
ある日、ホームページを見た人から電話がきました。

数年前にリフォームをしました。増築した部屋に特注で木製建具(全面ガラス)を作ったのですが、雨の強い日には必ず雨漏れがするんです。
リフォームを行った工務店が何回も補修をしてくれたのですが、全然直りません。
一度みてもらえませんか?

はいはい! お安い御用です

そのお宅は、スウェーデンハウスで建てた家でした。北海道では当たり前になっている樹脂サッシを使うわけにはいきません。
というよりも・・・3.6メートル×3.6メートルぐらいの壁面を全面ガラスで覆っていますので、樹脂サッシでは出来ません。当然ですが木製の特注サッシとなるわけです。
もちろん一枚のガラスでこんな窓を作ることはできません。格子状に23個のパーツに分けてガラスがはまっています。入口となるドア部分が1カ所、あとははめ殺し窓と横軸回転窓の組み合わせになっています。

さて、雨がどこから漏ってくるかというと、これだけの大きな開口部ですから全部怪しいのですが、私が目を付けたのは4カ所あった横軸回転窓です。
窓枠を見てみると『あ~ これなら漏りますね!』と簡単に原因が分かりました。

では、どう直したのか? と言いますと、一緒に行った大工さんに窓枠をはずしてもらい、窓枠の下枠の部材の下(ちょっと分かりづらいかもしれませんが我慢して下さい)に、丸のこの刃2枚分の溝を作ってもらいました。

『これで、今度強い雨が降るまで様子を見て下さい』
思ったとおり雨漏りは止まりました。

原理は簡単なんです。横なぐりの雨はかなりの圧力で窓枠に吹き付けます。窓枠と建具枠にはわずかなすき間があります。(すき間がないと窓は閉まりません)
すき間が小さければ小さいほど圧力は高まります。だから、室内側に雨水が入ってしまうのです。

そこで、解決方法は 強くなった圧力を弱めることです。その為にやったことが 丸のこの刃2枚分の溝 なのです。

たったこれだけのことで、何年間も困っていた雨漏れが直ってしまいました。

このときのお客さんは獣医さんでした。そこで私は先生に言いました 先生は動物の外科医ですが、私は住まいの外科医なのです!

弘中純一のこれまでの軌跡

室蘭工業大学建築工学科卒業後、工業化住宅の研究開発に6年間従事、その後独立し住宅設計監理業務に従事。
住宅事業全般の知識習得のため、ハウスメーカーの住宅営業を4年間経験し、住宅プロデューサーとして総合的な住まいのプロとなる。

住宅技術者としての経験を積む(1974 年 ~ 1980 年)

コンクリート系工業化住宅の研究開発に従事
中高層マンションの内装プレファブシステムの技術開発に従事

住宅設計監理業務に従事(1980 年 ~ 1987 年)

個人設計事務所を設立し、住宅の設計・監理をはじめ一般建築設計業務の実践的経験を積む

ハウスメーカーの住宅営業を経験する(1987 年 ~ 1991 年)

住宅設計技術者が陥りやすい専門特化傾向を打破するため、ハウスメーカーにて“売る技術”を習得
この経験により、“住宅をつくる”“住宅を売る”という住宅産業の根幹技術を身につけ、住宅ユーザーが騙されやすい営業ノウハウの実態を見る

住宅プロデューサーとして(1991 年 ~ 2009 年)

“つくる” “売る” “直す” のすべてを総合的にとらえ、住宅のアフターメンテナンス・リフォーム分野にも業務範囲を広げ、20年先・30年先の変化に対応し、施主家族の生活を見守れるような住まいづくりを目差して取り組む

住宅に係るこれまでの実績

新築住宅の設計・監理・工事~87棟
リフォーム工事・修繕工事~4,328件
住まいのなんでも相談・点検診断~231件
欠陥住宅や建築紛争解決~32件
ハウスメーカーとの提携によるアフター工事~東日本ハウス・アーキビジョン21(現在は提携していません)

(平成21年12月31日現在)

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