雪が融けて表廻りを点検したら、基礎にひび割れがあります

基礎の表面にひび割れが発生・・・心配する方が多いようですが、ほとんどは、表面に仕上げで塗ったモルタルのひび割れです。

心配なのは基礎の本体部分にひび割れ(構造クラック)があり、その影響で表面のモルタルにクラック(ひび割れ)が発生している場合です。
細い針金などを、ひび割れた部分から差し込んでみて、ひび割れの深さを確かめてみます。

1センチ程度の深さであれば、モルタルだけのひび割れと考えられます。もっと深い場合には、構造クラックを疑いますが、ひび割れの巾も測ってみます。

巾が0.5ミリ以上の場合には、構造クラックである可能性が高く、モルタルを剥がして基礎の確認をしたほうがよいでしょう。
0.3ミリ以下であればとりあえず心配することはないと思いますが、それ以上に巾が広がらないかを様子見した方がいいでしょう。

構造クラックの場合には、基礎の補修を行います。方法としては、クラック部分にエポキシ樹脂を圧入する方法などで行います。

悩ましいのが 0.3~0.5ミリの場合です。モルタルを剥がして基礎を確認し、問題がないと分かったときに剥がしたモルタルの補修をしないとなりません。もちろん費用もかかります。どうするか悩むところです・・・・・
そんなときには相談して下さい。

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