和室を洋室にリフォームして段差を解消したいのですが・・・

最近の新築住宅では和室が無いというプランをよく見ることがあります。
畳がなくなるのはすこし寂しい気持ちもありますが、世の中の流れです仕方のないことでしょう。

さて、既存の和室を洋室に変えるには、まず現在の高さ関係がどうなっているかなのですが・・・・・

  • 畳の分だけ和室が高くなっている
  • 和室と洋室の床は平らになっている
  • 和室の方がぐんと高くなっている
この3つのパターンがあります。

どのパターンであっても、共通しているのは和室の床の下地(根太)は、洋室よりも広くなっている場合がほとんです。
洋室の根太間隔は 303mmまたは 300mmになっています。それに対して和室の根太間隔は 455mmまたは 450mmと広くなっています。

根太間隔をこのままにしては、床がだおったりしますので、下地の補強が必要になってきます。根太を追加して間隔を狭くするか、根太の上に厚めの下地板を張りその上にフローリングを張るか、なのですが、その時に現在の高さ関係が影響してきます。

できるだけ費用のかからないように工事を行いたいので、下地の改造に最も費用がかからない方法を採用します。

壁の作りは大壁か真壁か?

現在の和室の壁がどんな作りになっているかも工事費に影響します。

壁の隅や窓の周りに柱が見えるつくりを真壁(しんかべ)と言います。柱が見えないつくりは大壁(おおかべ)というのですが、洋室にする場合には大壁づくりにしますので、真壁を大壁に変えるための下地工事も必要となります。

和室を洋室に変える工事は意外と費用のかかるものです。

スポンサードリンク

バリアフリーや室内リフォームについての質問と回答

このページの先頭へ